おしらせなど
前回、ローソンの健康診断の記事について書きましたが、
そのあと、朝日新聞の天声人語でこの話が取り上げられていました。
天声人語自体は毒にも薬にもならない文章なのですが、
ここに、この罰金制は「労使合意」と書いてありました。
大企業であり当然労働組合はあるはず、そして労使協定もあるはず。
使用者側がこのような発想になるのは一定理解はできますが、
労働組合が合意するということは、使用者以上に批判されることだと思います。
労働組合は労働安全衛生の問題になると、完全に使用者側に
後れを取っていることが多いです。
メンタルヘルス対策やいじめ・パワハラ対策も完全に使用者主導での
導入となっている企業が多いでしょう。
労働安全衛生はまず予防です。
労働者の実態を知る労働組合こそが、率先して働き方の見直しから取り組むべきでしょう。
いくつかお知らせです。
労働政策研究・研修機構主催のいじめ関連シンポジウムがあります。
欧州の話などを聞ける機会ですのでぜひどうぞ。
無料ですが、申込制ですので、以下のサイトへ行って
メールかFAXでお申込ください。
●欧州諸国における職場のいじめ・嫌がらせの現状と取り組み
http://www.jil.go.jp/event/ro_forum/20130228/info/index.htm
2月28日(木)14:30−
都市センターホテル 5F「オリオン」(東京都千代田区平河町2−4−1)
主催:(独)労働政策研究・研修機構
報告
Helge Hoel マンチェスター大学 ビジネススクール教授(イギリス)
Loic Lerouge ボルドー第4大学 比較労働法・社会保障法研究所研究員(フランス)
Margaretha Strandmark カールスタッド大学教授(スウェ−デン)
Martin Wolmerath 弁護士(ドイツ)
など
こちらは長年、男女平等・共同参画のテーマで発行されてきた
雑誌「男も女も」120号の特集「職場のいじめ・パワハラとメンタルヘルス」の著者陣による
シンポジウムです。
●職場のいじめ・パワハラとメンタルヘルス
http://www.rks.co.jp/
3月2日(土)13:30−
日本教育会館707号室(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
参加費1000円
講演:実態調査から見た職場のパワハラの状況と労働組合の取り組み方 内藤忍(JILPT研究員)
パネルディスカッション:
佐野由美(日本教職員組合)
千葉茂(IMC)
高山直子(サポートハウスじょむ カウンセラー)
牧由美子(産業医)
主催:㈱労働教育センター
問合せ:sugimura09@gmail.com 杉村さん
こちらは申し込み不要です。