選挙ですね

先日、アメリカ合衆国の大統領選挙について触れましたが、
日本でも解散、選挙となりました。
昨年の東北の地震後、初めての国会議員選挙です。
私たちはどんな未来を選択するのか、
本当に重要な選挙です。
震災や原発事故で大変な思いをした人たちにとっても
政策が変わることに期待する選挙だと思います。
しかし、このところの新政党の発足や合併などの報道ばかりで
議席数の獲得数を増やすための戦略に画策しているのはわかりますが
肝心の政策についてはなんだか二の次になっているように感じます。
原発政策と復興対策、沖縄基地問題などは大きな争点のはずですが、
脱原発脱原発依存へと表現が後退したり
政権交代前に原発政策を進めてきた自民党
自らを反省することなく他者の批判ばかりすることによって
与党への返り咲きを画策していたり。
極めつけは都知事を途中で放り出して政党を立ち上げた石原氏と
政策が違うにもかかわらず一緒になった橋本維新の会ですね。
橋本氏は公示された16日以降、公務を減らして市政に影響が出ているとか。
このような方たちをどうやったら信頼して未来を託すことが出来るでしょうか。
私は自分たちの未来を人頼みにしたくないです。
ポピュリズム、と言うそうですが強い発言をする有名人というだけで判断しないで、
きちんと政策をみて決めましょう。
わたしは、構造的な問題も自己責任としてしまったり、
戦争で他国に危害を加えた事実を肯定すると自虐と言われるような社会は
間違っていると思います。
いじめ問題と照らして考えてみても分かることです。
社会構造的な問題ととらえ、雇用者に対策をさせないことには
いじめ問題は解決しません。
事実を正確に把握し、どうして起こったのか、
何が悪かったのか知らなければ予防は出来ません。
そのような視点を持てる人を選んでいきたいですね。

励ましの歌?The Beatles Hey Jude