フランスでのハラスメント対策

IMCによる講演会のお知らせです。
今回は東京ですが、日本ではなかなか聴くことの出来ない話ですので、
遠方からでも参加可能なように土曜日の午後に設定しています。
ぜひご参加ください。

以下、お知らせチラシより


フランスでの労働におけるストレス、ハラスメント、
自殺、過労死問題への取り組み状況

     
お話し:Loic Lerougeさん(フランス・ボルドー第4大学)

日本では、職場におけるいじめ・嫌がらせ、長時間労働、過労死が深刻な社会問題になっています。
EUでは、職場におけるいじめ・嫌がらせを「労働におけるハラスメント及び暴力」と位置づけ、
原因は社会が生み出した「新たなる社会的排除の問題」と捉え、
「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」の政策理念を打ち出た取り組みを開始しています。
その一方で、日本が“輸出”した長時間労働、過労死という深刻な問題が発生しています。
これらの問題についてのフランスでの取り組み状況を
フランス・ボルドー第4大学のLoic Lerougeさんから講演していただきます。
具体的内容はモラルハラスメントの法制定とその後の状況、
フランステレコムルノーにおける自殺、過重労働の問題の現状などについてです。
日本での私たちの取り組みについてもさまざまなことを示唆してくれます。

Loic Lerougeさんの紹介:
フランス・ボルドー第4大学。労働の「心理・社会的リスク」とその立法制度について研究。
今年6月12日から15日にコペンハーゲン大学で開催された「職場のいじめ&ハラスメント国際学会」
ではフランスの法制度について発表しました。
カナダでの研究に引き続き、3か月の予定で日本の実情と制度を研究しています。
フランステレコム社は33人の従業員が自殺しました。
「集団的モラルハラスメント」としてCEOの経営責任を間う事件になっています。

日 時: 9月8日(土)13時30分〜16時30分
会 場: 東京南部労政会館 第4会議室
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/sosiki/roseikaikan/nanbu.html
    (品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎2階・JR大崎駅下車3分)
資料代: 1000円
主 催: いじめ メンタルヘルス労働者支援センター(IMC)
連絡先: 03−6380−4453

  *報告会終了後に懇親会を予定しています。


海外のメンタルヘルス関係資料は、「いじめ メンタルヘルス労働者支援センター」ホームページ
―→「労働安全衛生」―→「海外のメンタルヘルス」 を参照してください。
http://ijimemental.web.fc2.com/kaigainomenntaruherusu.html