国際いじめ学会報告会

6月にイタリア・ミラノであった第9回国際職場のいじめ学会の報告会を
東京でやります。
以下に案内を貼り付けます。


◆ イ ベ ン ト の 案 内 ◆
第9回 国際職場のいじめ学会報告
「各国の経験を職場・労組でどう活かしていくか」

「この15年の間に、職場のいじめ問題についての関心は急激に大きくなってきています。
そしてしだいに世界の様々な国々や、研究と実務の領域における様々な関係者を巻き込んだ動きとなっています。……」
第9回国際職場のいじめ学会の呼び掛け文はこのような書き出しです。
ヨーロッパでは職場のいじめ問題に共通の認識を持ってそれぞれ取り組んでいます。
そして研究者や実務家が中心になって2年に1回国際職場のいじめ学会を開催しています。
学会では「法」、「差別」、「介入」、「健康」などさまざまな視点から報告や問題提起、意見交換が行われます。
第9回の学会は、6月17日から20日にイタリア・ミラノで開催されました。
参加した(独)労働政策研究・研修機構の内藤忍副主任研究員と長沼裕介アシスタント・フェローの2人から、
今回の学会の様子、各国の取り組みを今後日本でどのように活かしていくことができるのかなどについて報告してもらいます。

         日 時 : 2014年8月9日(土)13時30分〜16時
         会 場 : 渋谷勤労福祉会館 第2洋室(渋谷区神南1−19−8)
         報 告 :☆内藤 忍さん (独)労働政策研究・研修機構 副主任研究員
              ☆長沼 裕介さん (独)労働政策研究・研修機構 アシスタント・フェロー
                      (早大院文学研究科博士後期課程心理学専攻)
         資料代 : 1,000円
         主 催 : いじめ メンタルヘルス労働者支援センター(IMC)



◆ 出版のお知らせ ◆

『“職場のいじめ” 労働相談』

  いじめ メンタルヘルス労働者支援センター  千葉 茂 著
  緑風出版  2000円 + 税

『“職場のいじめ” 労働相談』は、2011年秋に刊行した『メンタルヘルスの労働相談』の続編です。
職場のいじめとメンタルヘルスケアは切り離せない問題ですが、『メンタルヘルスの労働相談』の中の
「職場のいじめ」「差別とは」とそれに関連する問題を中心に取り出して加筆しました。
労使関係は「法律」ではありません。“人間関係が一番の労働条件”です。
「相談活動は、交渉を経て紛争解決に向かいます。紛争の本当の解決とはどういうことを言うのでしょうか。
相談者の『成長』を確認し合うことです。そして自立した生活を取り戻すこと、
または再スタートに立つことです。つまりは職業生活を培っていける自信をつけるようにすること、
自分らしい納得した生活を送ることです。」
そして“いじめ”問題の最終的解決は人権の回復を伴うものでなければなりません。
まずは、1人ひとりが声をあげることが大切です。」

お申し込みは、いじめメンタルヘルス労働者支援センターへ
http://ijimemental.web.fc2.com/