節電…の前に、働き方を見直そう!

7月になって、関西方面では新聞記事が節電一色になっています。
節電自体は良いことですが、記事にはいろいろと「??」と思うようなことが書いてあります。
自治体や企業で節電対策のため、残業をしないよう対策を強化!!
って何?
強制的に消灯したり、管理職が部屋にカギをかけて締め出し!まで。
自治体や企業の安全衛性管理者は一体何をやっているんでしょうね。
まず、根本的にそこまでやらなきゃ、みなが残業をしているということがおかしいでしょう。
好きで、残業する人なんていません。(たぶん)
みんな、8時間働いて、うちに帰ったら子どもやパートナー、家族と楽しく夕食して、趣味の時間も持ちたい、というのが当たり前のはずです。
しかし、強制的に帰らせなければ、残業してしまう現実、企業はそっちを猛省してほしいです。
節電の前に、きちんと仕事の内容ややり方を見直してほしい。
それを、節電対策に苦慮しているって視点で報道するマスコミも異常ですね。
書くなら、これだけ残業・過重労働をはびこらせている企業を批判してほしい。
節電を機会に、働き方を見直そう、くらいのこと書いて欲しい。

と、とても暑いのに、新聞やテレビを見てますます熱くなってしまいました。
ということで、労働者のみなさまには、節電のために持ち帰り仕事がふえたり、過重労働になりそうな夏ですが、くれぐれもお体お大事に。

そして、7月16日はぜひ「ゆったり働くためのシンポジウム」にご参加ください。