いじめ事例&防止ガイドラインパンフレット

いじめメンタルヘルス労働者支援センター(IMC)は2010年11月より活動を始めました。
その2年ほど前から、各地の労働安全衛生センターがいじめやメンタルヘルスにかかわる相談に対応するため、定期的に会合を持っていました。
その中で、生まれた企画のひとつが、いじめ対応事例の収集・調査とパワーハラスメント防止ガイドラインの作成でした。
厚生労働省は、いじめやパワハラの問題については、労働問題ではなく人権問題だとか、企業の人事などに介入することになるとかを言い訳にして、積極的な対応を取ってきませんでした。
そのため、日本には「パワーハラスメント」の定義さえいまだにありません。
それなら、行政へもっと働きかける手段として、事例を収集して実態を示そうということにしました。
また、ガイドラインについても行政が作らないならば、自分たちで作ろうではないかということになりました。
そうして作成したのが「あきらめないで!職場のいじめNO!」という冊子です。
内容は、相談事例とパワーハラスメント防止ガイドラインです。

5月28日の朝日新聞夕刊に「いじめ 職場はびこる」という記事が出ました。
昨年、厚生労働省によせられたいじめ嫌がらせの相談件数は、39405件ということです。
その記事で、私たちの作ったパワハラガイドラインが紹介されました。
ここに記事をアップしようと思ったのですが、うまくできず、今日は断念しました。
自宅のパソコンはソフトが不足しているので、後日事務所でやってみます、すみません。
しかも、関西版のみの掲載でしたので、関東方面では記事が見られません。
この記事が出たおかげで、この1週間は、冊子の注文と、いじめ相談にあけくれました。

とりあえず、冊子についてのお問い合わせは、いじめメンタルヘルス労働者支援センター(TEL:03-6380-4453 imc_44_53@tbz.t-com.ne.jp)へ。
関西方面の方は、関西労働者安全センター(TEL:06-6943-1527 koshc2000@yahoo.co.jp)へ。