今日からできること2

昨日は民主党代表選があり、本日、新首相誕生です。
やっぱり、国民の関与しない、できないところで、総理大臣が決まってしまう今のシステムには今ひとつ納得できません。
ともかく、新内閣が発足します。
引き続き厚生労働省、政府への働きかけを続けます。

さて、今日からできること2とタイトルに書きましたが、
順不同、思いついたことから書いてみます。
いじめやパワハラで、ボイスレコーダーがとても役に立ったケースというのがあります。
とにかく、いじめなどの証明は難しく、労組が会社との団体交渉に持ち込んでも
「調査したがそんな事実は確認できなかった」
などと、いじめをなかったことにされてしまうことがあります。
発言などを録音しておくと、事実関係の証明に役立ちます。
最近のボイスレコーダーはコンパクトで、こっそり録音しておくことも可能です。
労災請求のときの証拠のひとつにもなります。
また、もっと違った事例では、
パワーハラスメントをしているという自覚のない相手に、
その発言を録音して、相手が冷静なときに聞かせたら、
「これはパワハラととられてもしかたない」
と納得して、解決した事例もあるようです。
前回書いた「こっそり1人の味方をつくっておく」
と同じく自衛手段の一つです。

いじめメンタルヘルス労働者支援センターが今年2月19日に行った
設立記念「職場のいじめ・メンタルヘルスを考える〜講演とシンポジウム〜」
のほぼ全文が、全国労働安全衛生センター連絡会議の機関誌「安全センター情報」2011年8月号に
掲載されました。
パネリストは、
金子雅臣氏(職場のハラスメント研究所・所長)、
森崎巌氏(全労働省労働組合委員長)、
東海林智氏(日本新労働組合委員長)
で、現場をよく知っているこの三人からそれぞれ現状、
解決への提案をいただきました。
1部800円で販売しておりますので、興味のある方は、全国センターへご連絡を。
TEL(03)3636-3882/FX(03)3636-3881
E-mail: joshrc@jca.ax.apc.org
http://www.jca.apc.org/joshrc/

もうひとつお知らせ。
京都市人権啓発連続講座に呼ばれまして、田島がメンタル労災について話します。
9月11日(日)、京都です。

京都近辺にお住まいのご興味のある方、
ぜひいらしてください。